アメリカのMLBは点差がつくまで試合を行う

バッター

アメリカのMLBの大きな特徴の一つとなっているのが「引き分けがほぼ無いこと」です。

日本のプロ野球では、12イニング目が終了した場合や、照明設備の故障や大雨、地震の発生などによって試合の続行が困難になった場合に対戦チームの得点が同数であれば引き分けとなります。
東日本大震災の影響が出た2011年と2012年は、試合開始から3時間半が過ぎた場合に新しいイニングに入らずに試合終了とする規定があったため、引き分けの事例が多数生じました。

これに対してMLBでは時間制限が一切なく、点差がつくまで試合が延々と続けられます。
仮に試合の続行が困難な状況に陥ったとしても、その時点で同点が続いていれば審判がサスペンデッドを宣告し、後日中断したときの状態から試合を再開して勝敗をつけます。

スライディング

再開する日によっては本来行う試合とのダブルヘッダーになることがあり、実施する場合は中断した方が第1試合、本来予定されている方が第2試合とされるのが一般的です。

ただし、どのような試合結果になっても対戦チームのレギュラーシーズンの順位に影響が無い場合は、点差が生じない状況が続けば引き分けとすることがあり、2016年9月29日に行われたある試合はこのルールが適用されて引き分けとなりました。
この試合は6回の途中で雨が激しくなって試合続行が困難になりましたが、地区優勝とリーグの最高勝率を確定させているチームとワイルドカード争いからも脱落しているチームによる試合で、どちらが勝ったとしても順位やポストシーズン進出の可能性に影響がでないためコールドゲームとなりました。